健康管理について
健康管理については担任の1人が看護婦なので、常に衛生面、健康面は相談しながら保育をしています。
発熱や下痢などが園で現れた時は、気付いた時点で母親に知らせ、仕事の都合がつき次第、お迎えに来ていただいています。
しかし、次のような例もたびたびあります。
T君―登園時、お母さんが「微熱があるんですけど…。なにかあったら父が夜勤明けで家にいますので、家の方に電話して下さい」と言って、仕事に出かけられました。T君は時々機嫌が悪いことはあってもいつもの食欲で、「遊びたい」といった様子が見られましたので、午睡後まで様子を見ることにしました。午睡後は熱は少し上がったのですが、夜勤明けの父親を少しでも寝かせてあげたいという気持ちと、そんなに急を要する状態でないとの判断から、いつもの時間まで保育をしました。このような場合、朝の保護者との連絡や、視診が大切なことを痛感します。
乳児検診は毎月園医(小児科医)に来診していただいています。何人かは掛かり付けなので安心です。診察後、お忙しい先生を引き止めて、障害児や発達の遅れの気になる子どもについて相談したり、助言をしていただいています。
薬を飲まなければならないような時は、「お休み下さい」というのが理想的なのですが、どうしてもという時は、「薬についての届出書」を提出していただいて飲ませています(別紙参照)。
病欠が続く時は、必要があれば家庭に看護婦が電話をしてアドバイスをしたりします。午睡時の事故防止対策としては「午睡時の安全確認表」(別紙参照)を作り、30分ごとに確認の記録をつけます。