◎人的環境
乳児を担当する保育士の条件は、特に乳児の発達をよく知り、理解し、保護者との連携も良好で、とにかくベテランの保育者であり、さらに全人格的に優れているということです。しかしながら現実はなかなか難しいものです。基本的に大切にしたい、保育士の人柄・資質をあげてみました。
*保育者自身が健康であることです。定期健康診断をして、自分の健康度をチェックしておき、自己管理に努めることです。
*自分自身のコントロールができ、少々のことにくよくよしないで明るく乗り切れる人です。
*やさしく、あたたかく、協調し共感しあえる人です。
*子どもの心を傷つけない、公平な関わりができる人です。
*身軽に動き、しっかり乳児と楽しく活動できる人等、いろいろありますが、チームワークを組んで仕事(乳児保育)に情熱と保育士としての生きがいを持っている人です。乳児も担任保育士を選ぶことができないし、また保育士も子どもを選ぶことはできません。相性の合う、合わないということもありますが、お互いの出会いを大切にし、乳児と保護者をまるごと受容し、ゆったりと関わり、心をこめて養護と援助ができる人間性が大切だと思います。