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面接は、保育園の全体を説明し保護者の理解を得ることや、保育園側が入所前の子どもの様子を熟知し、適切な援助や保育園生活の目安を図るとても重要な目的を持つものです。しかし、保護者の思いや不安等、些細な事でも話ができる雰囲気、また安心して保育園に入園させられる気持ちを持ってもらうことがとても大切なことです。短時間の中で保護者がどれだけのことを理解し、納得しているのかと面接のたびに思いますが、この面接は保護者にとっては印象深く、心に残るものです。面接日=保育園の入所日と言っても過言ではないようです。

保育園が、また説明する担当者が、忙しかったり体調が悪かったりすると、すぐ表れることもあります。そんな時、保護者は敏感に感じ取ることもありますから、面接する前にそのことを謝っておくことも大切かと思います。また、その日面接に訪れる乳児と保護者がいることを職員達が知っておくことも必要です。保育園がどんな状況におかれていても、その時、その場を新鮮な心で温かく保護者と乳児を迎え入れる心構えが大事です。職員一人ひとりが自覚を持って、保育園づくりに参画し、清潔で明るく感じの良い園風を築いていくことに努力していきたいと思っています。

◎面接の際、保護者にお願いしている事です。

・乳児同伴

・在園児が活動している時間帯に来園

・母子健康手帳を持参

◎保護者への説明は下記の職員で行います。

・園長、主任、担任、看護婦、栄養士

 

 

 

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