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1日の生活の中で、必要な栄養摂取量の確保を踏まえながら一人一人の子どもの個人差を考え、意欲を持って食べる力をつけるために、食事を作る人と食べさせる人との連携が大切であり、保護者への対応として1日の食事と目安の量等を知らせるのも方法でしょう。

子どもが落ち着いた雰囲気の中で、意欲を持って食べることができるように環境を配置し、大人は、係わり方などをしっかり捕らえながら、バランスのとれた栄養のある食事は勿論、おいしい給食や間食を作るだけでなく、豊かな心の発達や正しい食習慣、そして偏食を減らし、何でも食べられることの大切さを気づかせながら、おいしく食べてもらう工夫により、満足感に満ちあふれた子どもの笑顔を仕事への励みとし、間食のあり方について保育所全体で取り組むことが大切ではないでしょうか。

 

第2分科会

保育所における午睡

司会者 後藤陽子(深谷市・深谷西保育園長)

提案者 佐久間葉子(藤沢市・神愛保育園保育士)

助言者 大木師磋生(日本保育園保健協議会副会長)

 

 

 

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