図11. ARGO計画達成時のフロートの分布を示す模擬実験結果。米国ウッズホール海洋研究所作成の国際ARGO計画パンフレットから引用。初期に緯度・経度3度毎に整然と配置した3000個のフロートを、海洋大循環モデルで得られた3000メートル深の流れの場を使って3年間漂流させた模擬実験の結果。1か月あたりではこの3倍、9000点の観測資料が得られることになる。
図12. 2000年10月め海洋表層の水温観測点分布。気象庁気候・海洋気象部(2000)より引用。この月、3755点の表層水温観測が通報されたが、そのほぼ大部分はポランティア船によるXBT (投下式水温水深計)観測からのものであり、そのため観測点は主要航路沿いに集中している。
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