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3. 温泉資源活用公開セミナー 〜ONSEN地における美容〜

・日時:平成12年11月29日(水) 13:30〜15:30

・場所:ホテル白菊10階「菊賀」

・参加者数:67名(別府のONSEN文化団体関係者、旅館・ホテル、美容関係者、一般市民)

・次第:

1. 代表挨拶

2. パネルディスカッション

パネリスト:招請者4名

ブルーノ・ファブリ博士

ラウラ・ペッツァート女史

杉原幸子女史

栗原茂樹氏

コーディネーター:別府ONSEN文化国際交流事業

プロジェクトチーム

林昌治

(エッチ美容室マネージャー)

・概要:以下のとおり

 

ラウラ・ペッツァート女史(イタリア)

<温泉美容、ファンゴの機能と適用の方法>

・温泉のエステというのは、基本的に温泉資源をもとに作られた製品を使うということ。アバノの温泉水は、非常にマクロ的・ミクロ的なエレメントを豊富に含んでおり、これは細胞にとって不可欠なものである。

・我々の作っている商品系列は、基本的に年齢が経過するにつれて起こる症状に対するケア商品となっている。研究の結果、ファンゴのみを使った化粧品を開発した。美容用ファンゴは、政府の基準により治療用ファンゴと区別されたものでなければならない。また、ファンゴを使うためには、何らかの固有な目的がなければならない。

・ファンゴは不活性的なもので、湿布のような形で使うことを考えてはならない。かなり特殊な化学成分が含まれており、薄い層が重なった粘土状である。これが水を吸収すると、容量の50倍から60倍までに拡大する。温泉水を使うことによって、ファンゴに含まれている色々な成分と効能を促進する。エステの面で温泉水を用いたファンゴを使用することで、老化防止や皮膚の乾燥防止及び過敏症に対する治療が出来る。ファンゴが皮膚に対して実際に機能を果たす。

・皮膚の上にファンゴを適用する時にはPH値が非常に高い。そのまま何も覆わずに5分位放置する。

 

 

 

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