(2) 平成13年度自動車グリーン化税制の主な内容
1) 自動車税の重軽課(新規)
1] 環境自動車(環境負担の小さい自動車)を購入する場合は軽課、環境負担の大きい古い型式の自動車に対しては重課
2] 自動車税の重軽課は、軽課と重課とがバランスする税収中立で設定
軽課 約220億円
・低公害車のうち電気、圧縮天然ガス、メタノール車 50%軽減(2年間)
・★★★かつ低燃費車(★★★は、排出ガスが最新規制値の1/4以下の自動車) 50%軽減(2年間)
・★★かつ低燃費車(★★は、排出ガスが最新規制値の1/2以下の自動車) 25%軽減(2年間)
・★かつ低燃費車(★は、排出ガスが最新規制値の3/4以下の自動車) 13%軽減(2年間)
※ H13.4.1〜H14.3.3に新車登録を受けた場合にH14年度・H15年度分の自動車税が軽減
※ H14.4.1〜H15.3.3に新車登録を受けた場合にH15年度・H16年度分の自動車税が軽減
※ 低燃費車:改正省エネ法に基づく2010年新燃費基準達成車
重課 約220億円
・車齢11年超のディーゼル車 10%の重課
・車齢13年超のガソリン車 10%の重課
※ H14.3.31までに車齢11年あるいは13年を越えた場合はH14年度以降重課
※ H15.3.31までに車齢11年あるいは13年を越えた場合はH15年度以降重課
※ 一般乗合用バス、低公害車は除く。
※ 車齢とは、新車新規登録を受けてからの経過年数。
2) 自動車取得税の軽減
1] ディーゼル車の廃車代替(新規)
軽課
・旧式ディーゼル車を廃車して取得する最新規制適合車
NOx特定地域内
H13.10.1〜H15.3.31…2.3%の軽減
H15.4.1〜H17.3.31…1.9%の軽減
H17.4.1〜H19.3.31…1.5%の軽減
H19.4.1〜H21.3.31…1.2%の軽減
NOx特定地域外
0.5%の軽減
2] 低燃費車特例(延長)
軽課
・対象を★以上かつ低燃費車とした上で、1年延長(★以上は、排出ガスが最新規制値の3/4以下の自動車)
課税標準:取得価格から30万円を控除
3] 低公害車特例(延長)
軽課
・電気自動車等低公害車の取得(現行のまま2年延長)
電気、メタノール、圧縮天然ガス、ハイブリッド車(バス、トラック) 2.7%の軽減
ハイブリッド(乗用車) 2.2%の軽減
4] 最新排出ガス規制適合車の早期取得特例(延長)
軽課
・平成14年排出ガス規制適合車の取得
H13.4.1〜H14.9.30 1.0%の軽減
H14.10.1〜H15.2.28 0.1%の軽減