4] LPG自動車
液化天然ガス(LPG)を燃料とする自動車で、現在保有車両数は30万台程度とされています。LPG自動車は、ディーゼルトラックと同等のパワーをもち、家庭で使用されているプロパンガスでも走ります。黒煙を出さず、NOx排出量もディーゼル車に比べ、約6割削減できるとされています。タクシーに長年使用されているとともに、ディーゼルトラックの代替として、小型トラックへの適用が進められています。
コラム:環境自動車の導入に対する主な補助制度の概要
(1) 低公害車普及促進事業費補助
対象者:自動車NOx法特定地域又は公害防止計画地域を有する地方公共団体(低公害車を5台以上集中導入することが条件)
補助率:車両通常車両との価格差の1/2
(2) クリーンエネルギー自動車普及事業
対象者:上記の補助対象の導入を検討する民間事業者
補助率:車両通常車両との価格差の1/2以下
(3) トラックに対する低公害車導入促進事業
対象者:都道府県トラック協会の会員
補助率:
車両(リース)全日本トラック協会よりリース料の1/4
地方公共団体及び都道府県トラック協会の補助がない場合リース料の1/2
都道府県トラック協会よりリース料の1/4
車両(購入) 80万円
(4) 先駆的低公害車実用評価事業
対象者:ある程度走行距離が長いと想定される車両の使用者
補助率:車両価格の1/4