資料:IEA ENERGY PRICE AND TAXES FORTH QUARTER 1997
3] 交通部門におけるCO2排出量の削減に向けた取り組み
前に述べたように、交通部門ではCO2排出量が増加傾向にありますが、その理由として、自動車の保有台数が増加していることが挙げられ、その保有台数は、1989年の約5,800万台から1999年には約7,400万台と今なお急速に増加しています。
京都議定書の目標達成のためには、我が国全体のCO2排出量の2割を占める交通部門において、2010年に何も対策を取らない自然体ケース(40%増)に比べて、1,300万トンのCO2排出削減(17%増に抑制)が必要です。