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■交通部門におけるCO2排出原単価

旅客輸送機関のCO2原単位(1人を1km運ぶ際のCO2排出量[炭素換算])を見ると、自家用乗用車は鉄道の約9倍ものCO2を排出しており、CO2排出量削減のためには、自家用自動車に比べてCO2排出原単位の小さい公共交通機関の利用促進を図る必要があります。

また、貨物輸送機関のCO2排出原単位(1トンの荷物を1km運ぶ際のCO2排出量[炭素換算])をみると、自家用小型トラックは鉄道の100倍、内航海運の60倍、営業用小型トラックの3.3倍のCO2を排出しており、営業用トラックの効率的活用や鉄道や内航貨物へのモーダルシフト等の物流効率化を図る必要があります。

 

旅客輸送機関の二酸化炭素排出原単位

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資料:地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議資料

 

貨物輸送機関の二酸化炭素排出原単位

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資料:地球温暖化問題への国内対策に関する関係審議会合同会議資料

 

2] 交通部門におけるエネルギー消費

■輸送機関別のエネルギー消費

交通部門の中では、自動車のエネルギー消費量が最も多く、国内輸送機関全体のエネルギー消費量の約87%にも達しており、しかもそのほとんどは乗用車とトラックです。また、油種別にみるとガソリンと軽油で全体の85%を占めています。交通部門において石油の消費量を削減するためには、自動車によるガソリンと軽油の消費の抑制や、石油代替エネルギーへの転換が必要です。

 

輸送機関別エネルギー消費割合と油種消費量(1997年度)

注:国内輸送のみである

(単位 万kl)

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(合計 原油換算108百万kl)

資料:運輸関係エネルギー要覧

 

 

 

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