2] EVカーシェアリング…制度関連の検討と予約システム
平成11年度より、全国各地で電気自動車を使った共同利用実験は進められているが、10月から横浜のMM21地区においてITS/EV都心シティカーシステム実証実験が行われている。ここでは通常のレンタカーと異なり、利用者は会員となって利用する方法をとっており、車の利用形態としては新しい形態なので、これまでの規制等との関係で様々な軋轢を経験している。ここで課題となっている事柄は、これまでレンタカーを想定していた法規制や制度等が車の共同利用するときの現行の日本の制度との問題の一部を示しているのもと判断できる。
なお現状では、料金を取らない実験であり、現行法の純然たるレンタカーとなっていない。実験であっても課金を行う場合に以下のような検討が必要になってくる。