c. LRT
2000年に開業したLRTは、ホーム、車内ともバリアフリー化されている(図5-4-2-4、5-4-2-6)。一部列車では車掌が乗車しており、検札以外に、高齢者への積極的な接遇・介助など配慮が見られる。ロンドンで導入されたLRTと同じメーカーの車両が使用されている。また、地下鉄などとの乗り継ぎ利便性を考慮しており、乗換駅では最短距離で乗り換えられる工夫がなされている(図5-4-2-5)。ただし、一部の駅では工事が完了しておらず、道路レベルから直接乗り込むため、乗降に際して段差が生じている。