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アイメイト(盲導犬)のサポート

 

盲導犬について

 

盲導犬は、特別な訓練を受けた犬で、視覚障害者の目の代わりとなる役割を果たしています。盲導犬は、ハーネスという専用の器具をつけ、使用者(視覚障害者)が左手にハーネスを持っていっしょに歩行します。

盲導犬は、「○○へ行け」と言えば、そこへ連れていってくれるわけではありません。盲導犬が自分で考え、自分で視覚障害者を誘導しているのではなく、使用者が行きたい方向や場所を指示します。使用者が頭に描いた地図に従い、それをもとに盲導犬に命令して、その命令に従って動いているのです。

盲導犬への命令は、基本的に英語が使われます。これは、日本語には「男言葉」と「女言葉」があるので、男女どちらが使っても同じで、まわりの人が聞いてもきつく感じない、英語の単語を使用しています。

 

■盲導犬との接し方は

・ハーネスを持ったり、犬を引っ張ったりしない。

・ペットではないので、むやみに声をかけたり、なでたりしない。

・盲導犬に食べ物を与えない。

・盲導犬はほかの犬にじゃれたりしないよう訓練されているので、飼い犬をあまり近づけない。(たとえ噛まれてもじっと耐えるよう訓練されている)

 

よく使われる命令語

座れ…シット

来い…カム

待て…ステイ

急げ…ハリーアップ

歩け…ゴー

右へ…ライト

左へ…レフト

戻れ…バック

よし…オーケー

いけない…ノー

曲がり角…コーナー

引っ張るな…イージー

伏せ…ダウン

待て…ウエイト

持って来い…フェッチ

まっすぐ…ストレート

口から出せ…アウト

階段へ…ブリッジ

排泄…ワン・ツー

立て…アップ

 

 

 

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