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□ 歩き始める場所まで、私達がご案内します。

□ そこから、線路に対して垂直方向に歩いていただきます。

□ 歩いて行った先で、足、もしくは杖でホームの端を示すブロックを見つけたら直ちに止まってください。

□ 立ち止まったら、足の位置を動かさないでください。見つけたと思ったところよりも先に進んでしまった場合でも、元に戻らず止まった場所にいてください。

□ 私達がブロックからの距離を測ったり、足の位置を記録したりします。

□ 計測が終わったら「はい、結構です」と合図を出しますので、それ以降は足の位置を動かして結構です。

□ 手がかりとなるようなブロックの手前で止める場合もあります。

□ 慎重になりすぎる必要はありませんが、いつもホーム上を移動するときと同じ様に歩いてください。

□ この繰り返しで約30回の歩行と停止を行います。

□ 途中で休憩時間を取りますが、休憩以外でも実験を途中で中断することができます。体調が悪くなったり、トイレに行きたくなったり、疲れてしまった場合は、私達に遠慮なくおっしゃってください。

□ この実験は個人の成績を比べるような実験ではありません。ブロックを見つけられるかどうかを問う実験でもありません。視覚障害者の方の歩行の特徴と点字ブロックの関係を捉えることが目的です。できる限り実際と同じように自然に振舞ってください。

□ それでは実験を始めます。最初の位置に移動します。

 

(9) 各試番開始時の説明

□ 今回は、線ブロックと杖を使います。

□ 杖の使い方は自由です。他の人にぶつけてしまう心配はありません。

□ 線ブロックには、両足を乗せても片足を乗せても構いません。いつもの使い方をしてください。(両足ともに乗せないと申告された場合は、それを認める。)

□ 歩いて行った先で、足、もしくは杖でホームの端を示すブロックを見つけたら直ちに止まってください。

□ 立ち止まったら、足の位置を動かさないでください。見つけたと思ったところよりも先に進んでしまった場合でも、元に戻らず止まった場所にいてください。

 

□ 今度は、線ブロックを使いますが、杖は使いません。

□ 線ブロックには、両足を乗せても片足を乗せても構いません。いつもの使い方をしてください。(杖無し条件では両足ともに乗せないと申告されても認めない。)

 

 

 

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