□ 私達がブロックからの距離を測ったり、足の位置を記録したりします。
□ このときに「どちらの足で何を認識したか」お聞きします。例えば、「左足で点ブロックを踏んだ」とか「左足でブロックが無くなったのに気づいた」という感じで簡潔に答えてください。
□ 私達に止められたときには、「なぜ止まりませんでしたか?」と聞きます。そのときは、例えば、「線ブロックだけしかありませんでした」とか「何もありませんでした」と答えてください。
□ 計測が終わったら「はい、結構です」と合図を出しますので、それ以降は足の位置を動かして結構です。
□ それでは感じをつかむために少し慎重に歩いてください。→歩いてもらう。
□ 次に線ブロックのないところを杖なしで歩いていただきます。今度は誘導用の壁を使っていただきます。
□ 先ほどと同じようにホームの端を示すブロックを見つけたら直ちに止まってください。
□ 立ち止まったら、足の位置を動かさないでください。見つけたと思ったところよりも先に進んでしまった場合でも、元に戻らず止まった場所にいてください。→歩いてもらう。
□ 以上で練習は終了です。何か質問はありますか?
(8) 本実験
□ これから実験を始めます。
□ この実験では、約30回歩いていただきます。
□ 歩く回数は実験の状況によって若干増えたり減ったりします。回数の増減は、失敗したり間違ったりしたということではありません。
□ 私達実験担当者間の連絡のために大きな声で数字を言いますが、それは気にしないでください。
□ それでは実験のやり方を説明します。
□ あなたは、今ホームのある場所に立っています。これから、線路に対して垂直方向に歩いて行くという想定です。その状況をイメージしながら実験に取り組んでください。
□ 歩き方の条件には
白杖を使う条件と使わない条件
線ブロックを使う条件と使わない条件
があります。
□ どの条件で歩いていただくかは、私達が指示しますので、それに従ってください。