□ 歩いて行った先でブロックを手がかりにしてホームの端に来たと思ったら立ち止まってください。ブロックを踏んで端だと思う場合もあるでしょうし、ブロックがなくなってそう思う場合もあると思います。どちらでもかまいません。
□ 実験条件の1つとして、手がかりとなるようなブロックの手前で私達が止める場合もあります。
□ 歩き方にはいくつかの条件を設定します。
□ まず1つめは白杖の使い方で、「白杖を使う条件」と「使わない条件」です。これは私達が指示します。
□ 2つ目は線ブロックで「誘導する条件」「誘導しない条件」です。これについても私達が指示します。
□ それから、今回の実験では、杖を使わない条件のときには、まっすぐ歩くために補助用の誘導壁を使っていただきます。この壁にそっと手の甲を当てて歩いていただきます。歩く範囲内では壁がなくなることはありません。壁に頼るということではなく、曲がってしまわないための補助として使ってください。
□ 1回の歩行が終了したら、次の歩行開始位置まで私達が誘導します。
□ 歩き始める位置は毎回変更されるので、停止するブロックまでの距離が長い場合もありますし、すぐにブロックがある場合もあります。先ほども説明しましたが、停止すべきブロックがない場合もあります。その場合は止まる必要がありません。
□ 実験を行っている間はアイマスクを着けていただきます。
□ 今回実験に協力していただく方の中には、光を感じる方もいらっしゃいます。
□ その方には視覚情報をなくすためにアイマスクをしていただくことになりました。
□ 全ての人が同じ条件になるように、○○さんにもアイマスクを着けていただきます。
(7) 実験練習
□ それでは実験の練習を行います。練習コースに移動します。
□ 練習コースに到着しました。
□ 最初に白杖を使って、線ブロック上を1人で歩いていただきます。
□ 線ブロックには、両足を乗せても片足を乗せても構いません。いつもの使い方をしてください。(両足ともに乗せないと申告された場合は、それを認める。)
□ 杖の使い方は自由です。他の人にぶつけてしまう心配はありません。
□ 歩いて行った先で、足、もしくは杖でホームの端を示すブロックを見つけたら直ちに止まってください。
□ 立ち止まったら、足の位置を動かさないでください。見つけたと思ったところよりも先に進んでしまった場合でも、元に戻らず止まった場所にいてください。