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資料2-0-3

誘導・警告ブロック改善検討会 第2回ワーキンググループ 議事録

事務局

 

1. 日時 平成13年1月16日(火) 10:00〜12:00

2. 場所 (財)鉄道総合技術研究所 東京オフィス会議室

3. 出席者(敬称略)

【委員】 末田委員長(徳島大)、田内委員(岡山県立大)、笹川委員(日本盲人会連合)、田中委員(日本点字図書館)、有山委員(JR東日本)、清水委員(東武鉄道)、四ノ宮委員(鉄道総研)

【事務局】 山崎、輪笠(国土交通省)、鈴木、藤浪、大野、水上、青木、薄田、佐藤、山本、江國(以上 鉄道総研)、岩佐、藤田(以上 エコモ財団)

4. 提出資料

・ 資料W2-1 誘導・警告ブロック改善検討会第1回ワーキンググループ議事録

・ 資料W2-2 視覚障害者用誘導・警告ブロックの敷設幅拡張効果の実験結果(案)

・ 資料W2-3 平成13年度の調査研究計画(案)/警告ブロック敷設法に関する認知度調査(案)

5. 議事概要

・ 今回のワーキンググループでは、敷設幅拡張効果の実験結果について討議を行い、それを受けて、今後の進め方について議論を行った。

・ ブロックの敷設幅60cm(警告ブロックのみ)では、80cm以下で停止する割合は100%であった。また、ブロックの敷設幅30cmにおいては、杖を用いて誘導がある場合は、その割合は84%であったが、それ以外の条件においては、90%以上であった。

注:上記の割合は、追加試行における同一被験者の繰り返し無停止を含んだものである。

・ 警告ブロックの2列敷きと、異種2列敷きにおいて、80cm以下で停止する割合はほぼ同じであった。異種2列では無停止の事例が各1例すつあったが、これは、同一の被験者が横向き誘導ブロックを確実に認識した上で、安全であると判断して進んでいる例であった。

・ 異種2列敷きのブロックにおいて、内方・外方を答えさせる実験においては、34名中、1名が誤答、及び「わからない」という回答をした。

・ 現行ガイドラインの周知度調査では、ホーム上の階段開始部を示す警告ブロックから、ホーム端の警告ブロックまで、誘導ブロックが連続して敷設されているということについて、34名中、9名が知らなかった。

 

 

 

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