日本財団 図書館


180-1.gif

図4・15 光ケーブル

 

(c) その他

GMDSS機器にはメーカー支給の特殊ケーブルが多いので、使用にあたっての詳細はメーカーの指示によること。

また、その使用範囲に注意するとともに、機器の配置を事前に決定し、ケーブルの長さをメーカーへ指示する必要がある。

 

4・1・3 接地用材料

接地用材料としては、可とう銅より線(JCS 222)、錫メッキ平網銅線(JCS 236)、銅板等が使用される。通信機器への接地やFRP船には銅板を使用することが多いが、銅板の使用が不適当な場合やケーブルの接地には接地線を使用する。接地線の断面積は、一般に電源線の導体面積の 1/2の断面積を標準とすればよい。ただし、最小2mm2、最大64mm2とする。なお、船体等に接地する場合には、接地用端子及び金具を用いて行うが、その一例を図4・16に示す。

 

180-2.gif

図4・16 船体接地

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION