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2 通報の識別符号(通報の種類を識別するため送信海岸局が通報に定める一つの英文字をいう。以下「B2」という。)を用いて遭難通信及び安全通信以外の通報を受信の対象から除くことができること。また、この受信の対象から除くために用いたB2が容易に確認できること。

3 受信のために選択されたB1及びB2の情報は、電源が断となった場合でも、6時間以上記憶されていること。

4 通報の番号符号(B2ごとに付される二けたの数字をいう。以下「B3B4」という。)が「○○」のものは、常に受信のたびに印字されること。

5 受信した通報の文字誤り率が4パーセント以下の場合、その通報のB1、B2及びB3B4(以下「ID」という。)が記憶されること。

6 記憶されるIDの数は、30以上であって、かつ、記憶容量を超える場合は、最新のものが優先して記憶されること。

7 IDは、通報の受信から60時間後まで記憶され、かつ、72時間後までに記憶から消去されること。

8 記憶されているIDと同じIDの通報は、受信しても印宇しない機能を有すること。

9 用紙切れの場合は、受信した通報の印字が中断されるとともに、当該通報のIDは記憶されないこと。また、用紙が装着されるまでは、新たな通報のIDが記憶されないこと。

10 受信した通報の文字に誤りが検出された場合は、当該文字の代わりに「*」が印字されること。

11 通報の印字完了又は中断後は、自動的にキャリッジ復帰及び改行(以下「自動復帰改行」という。)が行われること。

12 自動復帰改行により二分される一の語は、当該一の語が二分されたものであることを示して印字されること。

13 1行あたり32字以上印字できること。

14 20万字以上の印字が可能な用紙を装着できるものであること。

15 用紙の終了又は終了が近づいたことを示す警報機能を有すること。

第二 FlB電波424kHzのみを受信するナブテックス受信機

一 一般的条件

 

 

 

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