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イ IRSは、「+」及び「?」を受信した場合は、「制御信号3」を、「空線信号β」、「空線信号α」及び「空線信号β」から構成される群を受信するまで送信すること。ただし、「+」と「?」との間に「空線信号β」があっても、IRSではこれらを有効とすること。

ウ IRSから通信の方向の反転を要求する場合は、「制御信号3」をISSに送信すること。

工 ISSは、「制御信号3」を受信した場合は、「空線信号β」、「空線信号α」及び「空線信号β」から構成される群を送信すること。

オ IRSは「空線信号β」、「空線信号α」及び「空線信号β」から構成される群を受信した場合は、ISSに変わり、次のいずれかの群又は信号を送信すること。

(ア) 被呼局である場合は、すべて「繰り返し信号」から構成される群

(イ) 発呼局である場合は、一の「繰り返し信号」

カ ISSは、次のいずれかの群又は信号を受信した場合は、IRSとなり、前の制御信号が「制御信号1」の場合は「制御信号2」を、「制御信号2」の場合は「制御信号1」を送信すること。

(ア) 発呼局である場合は、すべて「繰り返し信号」から構成される群

(イ) 被呼局である場合は、一の「繰り返し信号」

(12) 時間切れ手順

通報の群又は制御信号が連続して誤って受信され、かつ、この再送信が32回連続して繰り返された場合は、(15)に示す再同期手順を実行すること。

(13) アンサーバック手順

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ア 送受信反転手順に従いISSとなること。

イ アンサーバック信号を送信すること。

ウ アンサーバック信号を送信した後、又はアンサーバック信号がない場合は、すべて「空線信号β」から構成されている二の群を送信すること。

エ 送受信反転手順に従い、IRSに戻ること。

(14) 通信終了手順

ア ISSは、設定された回線を終止させたい場合は、すべて「空線信号α」から構成される「通信終了群」をIRSから「制御信号1」又は「制御信号2」を受信するまで送信すること。ただし、「通信終了群」の送信回数は4回までとする。

 

 

 

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