4端子回路の入力と出力との間はh定数を用いて
でコレクタを短絡したときの電流増幅率αとなる。h11は入力抵抗、h22は出力コンダクタンス(抵抗の逆数)、h12はエミッタを開放したときの入カ−出力間電圧比の物理的性質に対応する。
トランジスタの規格としてはrパラメータ、hパラメータの他に最大許容電力、内部発生雑音を示す雑音指数NF、温度変化の影響を示すコレクタ遮断電流ICO等があり回路を設計する場合に使用される。
半導体素子の型名や用途はJIS (日本工業規格)により表示される図1・45に表示の意味を示す。