(ii) 第2法(初圧重量法)
試験ガスは、表2・29に規定する組成ガス又は蒸気と空気の混合ガスとし、その初圧は大気圧の1.4倍の圧力とする。
試験回数は5回とする。
(11)耐電圧試験
耐電圧試験は、個々の電気機器に対する個別規格に定められた試験を行う。
ただし、該当する規格がない場合は、次による。
(a) 安全増防爆構造
(i) 供給電圧の波高値が90V以下の電気機器の試験は、実効値500V+05%で行う。
(ii) 供給電圧の波高値が90Vを超える電気機器の試験は、[1000+2×(定格電圧)]V又は1500Vのいずれか大きい方の実効値+05%で行う。
(iii) 試験電圧は、1分間+05%印加する。
(b) 本質安全防爆構造
(i) 試験電圧は、周波数48〜62Hzの正弦波とすること。又は、定格交流電圧の1.4倍のレベルで、3%以下のピークトゥピーク波形をもつ直流で行ってもよい。
(ii) 電源は、試験電圧を維持するために、漏れ電流を考慮して、十分な電圧-電流容量をもつこと。
(iii) 試験電圧は、一定の割合で増加させ、10秒以上で所定の値に到達させた後、少なくとも60秒間保持すること。
(iv)試験の間、一定電圧を印加し、絶縁破壊が起こらないこと。