1・5・8 遮断器、接触器の遮断容量と開閉耐久性能及びヒューズの遮断容量 (1) 気中遮断器 (a) 遮断容量 遮断器は指定の回路条件の下で、規定の動作責務(例えば、遮断→投入、遮断→投入→遮断の動作を言う。)にしたがって短絡電流の遮断試験を行い、その電流遮断の性能を確認することを要する。JISC8372(低圧遮断器)によれば、定格遮断電流は次の如く区分されている。
1・5・8 遮断器、接触器の遮断容量と開閉耐久性能及びヒューズの遮断容量
(1) 気中遮断器
(a) 遮断容量
遮断器は指定の回路条件の下で、規定の動作責務(例えば、遮断→投入、遮断→投入→遮断の動作を言う。)にしたがって短絡電流の遮断試験を行い、その電流遮断の性能を確認することを要する。JISC8372(低圧遮断器)によれば、定格遮断電流は次の如く区分されている。
注:交流の場合は短絡発生後1/2サイクルにおける交流分実効値を示す。 (b) 開閉耐久性能 JISC8372によれば定格操作状態で、かつ、制御電圧の下に下表に示す指定の開閉ひん度で、遮断器の定格通電電流による通電試験と無通電試験の反復からなる連続開閉試験を行い、機械的、電気的に支障があってはならない。
注:交流の場合は短絡発生後1/2サイクルにおける交流分実効値を示す。
(b) 開閉耐久性能
JISC8372によれば定格操作状態で、かつ、制御電圧の下に下表に示す指定の開閉ひん度で、遮断器の定格通電電流による通電試験と無通電試験の反復からなる連続開閉試験を行い、機械的、電気的に支障があってはならない。
(2) 配線用遮断器 (a) 遮断容量 配線用遮断器は、指定の回路条件の下で規定の動作責務(遮断→リセット→投入、遮断)に従って短絡電流遮断試験を行い、その電流遮断の性能が確認されることを要する。JISC8370(配線用遮断器)によれば定格遮断電流は次の如く区分されている。
(2) 配線用遮断器
配線用遮断器は、指定の回路条件の下で規定の動作責務(遮断→リセット→投入、遮断)に従って短絡電流遮断試験を行い、その電流遮断の性能が確認されることを要する。JISC8370(配線用遮断器)によれば定格遮断電流は次の如く区分されている。
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