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(b) 交流発電機の構造

(2)(a)で述べた交流発電機では回転体に電機子コイルがあって、固定子が界磁磁極であった。しかし多くの交流発電機はその逆である。

 

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図4・3

 

図4・3(a)のように固定子に電機子巻線があって、回転子は界磁巻線が施してある。そして励磁機から集電環を通じて界磁電流を磁極NSに送っている。この状態でこれを回転させれば固定子の電機子巻線に起電力が発生し、交流発電機となる。図4・3(b)のように固定子に1組の巻線を鉄心間に配置した場合には下図(a)のような単相交流が流れる。また、図4・3(c)のように固定子に120°づつへだてた3組の巻線を配置した場合には下図(b)のような三相交流が流れる。

 

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