3 火災に関すること
1] 家庭での火災に対する準備(図4)
家庭での消火の備えは、六一%が「消火器」、五三%が「風呂の水のためおき」、三八%が「ガス漏れ警報器」を設置しており、「消火器」の準備が平成八年から九ポイント増加しています。
2] 消火器を使える自信(図5)
いざという時、消火器を使える自信の設問で四九%の人が「消火できる自信がない」、一三%の人が「消火器の使い方を知らない」と答えています。「消火器の使い方を知っているし、消火できる自信がある」という積極的な回答は三六%でした。
3] 放火に対する備え
放火に対する備えとして、七三%の人は「家の周りに燃えやすいものを置かない」、七二%の人は「ゴミは収集日の決められた時間に出す」と答え、いずれも平成八年の五〇%台から七〇%台へと上昇しています。放火火災が依然として火災原因のトップを占めていることから、放火に対する備えは着実に上昇しており、自衛の意識が根づいています。
4 救急に関すること
1] 救急車の利用経験
救急車を「利用したことがない」人が六八%を占め、「利用したことがある」人が二九%で三人に一人は救急車を利用しています。