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消防ワイド

 

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外国人防火教室!

北見地区消防組合消防本部(北海道)

当本部では、中国、韓国、マレーシア、イギリス、アメリカ出身の留学生三四名を対象とした一一九番通報訓練、初期消火訓練、梯子車の体験乗車や庁舎見学等の防火教室を実施した。今後も外国人の方々が安全に安心して住める街づくりを目指すとともに、国際交流の円滑な推進に寄与していく。

 

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初期消火は最大の防ぎょ!

流山市消防本部(千葉)

当本部では、平成九年度から毎年一つの自治会を防火モデル地区として指定し、消防機関と一体となって集中的に防火運動を進めている。その結果、昨年の火災件数は三二件と、前年より二一件も減少し、特にモデル地区周囲での火災発生は無くなっており、着実に防火の輪が広がっている。

 

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新庁舎が完成!

坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部(埼玉)

当本部では、坂戸消防署西分署の改築工事が完了し、業務を開始した。

新庁舎はSRC造、二階建、延床面積六〇〇m2で、救急消毒室、体力練成室及び仮眠室(個室型)を備え、侵入警報装置、監視カメラ等の最新の機能と設備を設けたものである。

 

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都民とともに風水害に備えて!

東京消防庁 第五消防方面本部

当本部では、第五消防方面本部長統裁のもと、昨年の玄倉川の水難事故及び都内を襲った集中豪雨による地下浸水事故等を教訓とした水防演習を実施した。消防ヘリや消防艇、消防車等一九台、災害時支援ボランティア等五〇〇名以上が参加し都民と一体となった演習を展開、多大な成果を挙げた。

 

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幼年期からの火災予防指導!

海部東部消防組合消防本部(愛知)

当本部では、子供たちに親しまれる消防を目指し、女性防火指導員を主体とした防火教室を実施している。この防火教室は従来、男性職員が実施していたが、幼児には女性の優しさ、きめの細やかな気遣いが必要であるとのことから開始し、今年で五年となる。園児からも毎年再来を望まれている。

 

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立体映像シアター完成!

小松市消防本部(石川)

小松市民防災センターに地震を立体映像で体験できるシアターが完成した。二五〇インチの大型スクリーンを備え、座席数は車椅子のスペースを含め四五席あり、偏向眼鏡を掛けると立体的に見える仕組みとなっている。なお同センターでは、応急手当が体験できるコーナーも整備中である。

 

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「山火事防止看板」設置!

丸岡町消防本部(福井)

当本部では、山登り愛好会一五名が非番を利用し、六枚の「山火事防止」看板を作成した。この看板は縦四〇cm横一〇〇cmの板に文字を彫刻、周囲をバーナーで焼いた木目を生かした力作で、観光シーズンを迎えた丈競山のログハウスに取り付け、入山者に山火事防止を訴えている。

 

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文化財社寺緊急幹部査察を実施!

京都市消防局伏見消防署(京都)

五月九日未明、左京区大原の里の観光名所である寂光院本堂及び国の重要文化財に指定されている地蔵菩薩立像が放火によって焼失した。当署では、その日の午後、重要文化財のある社寺等の緊急査察を実施し、防火管理の徹底、放火防止対策、防災施設の維持管理の徹底について改めて指導した。

 

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水の事故を無くそう!

枚方寝屋川消防組合消防本部(大阪)

当本部では、寝屋川市幼年消防クラブの指導者(保母さん)を対象に、心肺蘇生法や大出血時の止血法等の普通救命講習を実施した。

この講習会は、毎年プール開きの前に「子供たちを水の事故から守ろう」をテーマに実施しており、受講した保母さんも全員が額に汗を浮かばせ真剣に取り組んでいた。

 

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消防本部保有のヘリポート完成!

高田地区消防組合消防本部(広島)

当本部は、管内面積の約八〇%が山林で、平成五年には焼損面積約二五〇kmの大規模な林野火災が発生している。この時の教訓から「高田消防ヘリポート」が計画され、この度完成した。

ヘリポートは一〇〇m×五〇m、夜間照明(移動式)と四〇tの有蓋防火水槽を付設している。

 

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救助工作車を更新!

福岡県南広域消防組合消防本部三井消防署(福岡)

当署では、救助工作車を更新した。当車両は、五・五tダブルキャブオーバー型消防車専用シャーシをベースに車体前部にウインチ、後部にクレーン、車両上部に照明装置等を装備するとともに各種資機材を積載しており、より迅速な人命救助活動が期待される。

 

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女性消防団員誕生!

佐賀広域消防局佐賀消防署(佐賀)

佐賀市消防団に二五名の女性消防団員が誕生した。平均年齢三〇代半ばの若さで、今後、広報活動や後方支援活動の他、出初式等諸行事での活躍が期待される。

団長から辞令の交付を受け、新調した制服を着た女性団員達は、災害のない安全なまちづくりに奉仕したいと決意を語った。

 

 

 

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