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ホームページ紹介

「より安心して暮らせる環境づくりを目指して」がテーマのホームページ

―両磐地区消防組合消防本部―

 

一 はじめに

当消防本部は、岩手県の最南端に位置し、盛岡市と仙台市のほぼ中間で一市六町二村で構成されており、管内面積は約一、三一九km2、管内人口一五一、〇七七人となっています。

管内には、藤原氏が奥州全域を統制した時代の中尊寺金色堂(国宝建造物第一号)や浄土庭園で名高い毛越寺、天然記念物の名勝厳美渓(げんびけい)、日本百景の猊鼻渓(げいびけい)、名湯の一関温泉郷、春の新緑、秋の紅葉など四季の変化が美しい国定公園栗駒山や県立自然公園室根高原など自然が豊かで、すぐれた歴史的文化遺産を有しています。

 

二 ホームページ開設の経緯

開設計画当時、県内及び当消防本部管内においてインターネットの利用者及びホームページ(以下、「HP」という。)の開設が普及し始めて来ておりました。このことから、今後インターネットにおける情報化社会の到来を感じ、当消防本部においてもHPを広報に利用することとしました。これまでの広報媒体とは違い、その時々の状況をリアルタイムに発信できる便利さから、圏域住民へ季節毎に予想される様々な災害の事前情報を提供し、災害から圏域住民の生命、財産を守り、さらに、画面で見て誰でもが出来る応急手当の紹介を入れた内容構成として、平成九年度に消防本部のHPとして立ち上げ、平成一〇年四月一日から運用しております。

その後、さらに見やすくするためにイラスト等を入れ、平成一二年四月一日に内容を全面更新しました。

 

三 現在の公開状況

現在公開している主な内容は、以下のとおりとなります。

(1) あいさつ

(2) 災害情報(警防本部を設置する災害時に入力)

(3) お知らせ

(4) 両磐消防の概要

(5) リンク集

作成にあたり、住民の方々がアクセスしたときに「見やすく」、「わかりやすく」また、アクセスに時間がかからないようにと心掛け作成しております。

また、HP作成及びデータの入れ替えは消防本部通信指令課の職員が担当し、情報は消防本部各課、各消防署からの提供により情報が入り次第その都度、更新をしております。

プロバイダーは開設時に予算の関係もあり接続条件を比較検討した結果、ダイヤルアップ接続の隣接設定となり、ドメイン※1は「アカウント※2」になりましたが、経費、HP容量、安定度(回線、組織など)等からテレトラック運営のプロバイダーを選定しました。

セキュリティはプロバイダーに依頼しております。

 

四 今後の運用と課題

HPを今後さらに、住民から親しまれ、信頼されるようにするために、マンネリ化しないよう内容の充実と、常に最新情報の提供及びHP等により住民からの意見と情報を受け入れられる体制の構築、さらには各課・各署所をネットワーク化することにより、情報の共有化を図り高度情報化社会に向けた情報通信による災害に強い、防災通信ネットワークの充実・強化を目指し、組織が一丸となりソフト面から圏域住民を災害から守る『より安心し暮らせる環境』づくりの体制の整備に向け検討していきたいと考えております。

※ 両磐地区消防組合ホームページアドレス

http://www.rnac.ne.jp/~fdryoban/

(金今寿徳)

 

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※1 ドメイン(domain):インターネット上に存在するコンピューターやネットワークにつけられる識別子。インターネット上の住所のようなもの。

※2 アカウント(account):コンピュータやネットワーク上の資源を利用できる権利のこと。または利用する際に必要なIDのこと。PPPアカウントやメールアカウントなどがある。

 

 

 

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