日本財団 図書館


○東海支部(瀬戸市消防本部)坪井涼夏

『消防が守るからね…』

二一世紀を迎えるにあたり、今までの枠にとらわれず、時代のニーズに応える消防行政サービス提供の必要性を訴える。

1] 近年叫ばれる高齢者福祉に対して、ある救急事案を通じて消防行政も積極的に取り組む必要性があることを感じたため。

2] お年寄りをはじめ市民の方々に安心して生活して頂ける様に、時代のニーズに応える消防行政サービスを提供していく必要性。

3] とても充実した気分です。全国の仲間と短い時間ですが、触れ合え、大変貴重な時間を過ごすことが出来ました。

4] ここで得た自信を糧として、市民に対して気持ちを込めて分かり易くを目標に、より充実した救命講習等の実施に生かしていきたい。

 

○近畿支部(和泉市消防本部)岡田辰雄

『判断力・決断力』

救助活動現場において、求められる判断力、決断力、また、市民と心が通う思いやりのある救助活動について。

1] 署内で選考され、出場させていただきました。

2] 災害現場において、満足な活動が出来たか否かを判断するのは、我々ではなく、負傷者やその家族であるということ。

3] このような素晴らしい舞台に立つチャンスを与えてくださった方々や、これまでご支援いただいた皆様方、それから家族に心から感謝したい。

4] この度の貴重な経験をさせていただいたお礼として、市民一人ひとりの信託に応えられるようゴールなき自分を向上させたい。

 

○東近畿支部(京都市消防局)藤田秀男

『憧れを越えて』

災害現場活動での負傷を機会に、憧れだけであった自分の消防人としての姿勢を見つめ直していく。そして、何が大切かを自分の姿を通じて訴える。

1] 消防の世界に入り二年が経過した今、もう一度自分を振り返り、自らの消防人としてのあり方を見つめ直したいと思ったからです。

2] 私達消防人は市民の信頼に応えていかなければならず、その為には、失敗からも何かを学びとり、それを糧に前進していこうとする気持ちが大事だということ。

3] 他の発表者の意見を聞きながら強く感銘を受けました。また、自分自身も精一杯できたのでよかったと思います。

4] このような大きな舞台で発表できたことは私にとっても大きな自信へと繋がりました。

この自信を誇りに、今後、どんな困難な局面に遭おうとも乗り切っていきたいです。

 

○関東支部(東京消防庁)遠藤さをり

『制服は着ていなくても』

通勤途中の出来事から、自分が新人の時に感じていた思いを振り返り、消防官としての認識を新たにした。

1] 自分が思っている事、感じている事を人に伝える良い機会であるということ。また、それを通して、自分自信を見つめ直すことにもなるのではないかと思い出場しました。

2] 私達が消防という仕事をしていく上で決して忘れてはならないことがあるのではないかということ。そして、それをこの先もしっかり見つめていかなくてはいけないということ。

3] 緊張しましたが、自分なりに想いを伝えられることができたのではないかと思います。

4] 時間が経つと、どんなに大切なことでも忘れていってしまうと思うので「気付くことのできた心」を常にかみしめながら、自分にできる精一杯のことをしていきたい。

 

009-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION