検査の場合でも、Paper workが多くなる、そこで過去の検査の情報を使いながらDatabaseを構築し、そのデータベースを活用して、安全評価ができないかということを考えている。
TC 8の規格にしたら如何。
オランダが安全評価システムについて研究を行っている。
TC 184とも関連するし、ノルウエーのMr.Robertsson(SC 10の議長)に吟味をして頂いて、現在審議中の「フリートマネージメントシステムネットワーク」と方向性などが合うかどうかを見ていただいて、コメントを頂きたいと議長から要望があった。
5] ISO/TCサーバーの研修会の開催要望について
10月開催のグダンスク会議の前に、この研修会をTC 8のメンバーだけで開催できないかという要望を出すことになった。TC 8セクレタリーの小郷氏がISO中央事務局とネゴをすることになった。
注;その後、小郷氏が、ISO/CSのMr.Abramとの話し合いで、10月のグダンスク(ポーランド)の会議の前の週にTC 8/SCのセクレタリーを対象とした研修会を開催することで進めていくということになった。
6] 船舶用消防員装具のNWIPの採用について
日本舶用品検定協会から要請のあった船舶用消防員装具の国際規格提案について、米国のハイム氏に意向打診をしたところ、早速帰国後に、SC 1のセクレ、議長とも相談をして頂いて、米国で開催されたSC 1の会議でNWIP(New Work Item Proposal)として正式提案をすることとなった。
7] Sea trialsの進め方について
ポルトガルのMr.Camposがコンベナーとなって進めている「Sea trials」の進め方について、TC 8の議長から要望があり、10月に開催されるグダンスクの会議までには、少なくともCDまでは進めてほしいという強い要望があった。
SC 9の議長としては、これを引き受けた。
6. 行事関係
1] AG会議の前日、地元有力者を対象にISOのセミナーを行った。
地元新聞記者等も取材に来ており、個別に取材を行っていた。
オープニングセレモニー、セミナーとあったが、時間が大変ルーズで、何時に始まって何時に終わりになるのか、わからない状況のうちに、長い時間待たされた後に、ようやく開始された。
2] レセプションについては、地元有力者の都合で時間がずれ込み、9時開始の12時過ぎに終了といういわば深夜の晩餐であった。
会場も大変狭く、膝を突き合わせて、バイキング方式のご馳走を頂くというものであった。
3] ツアーについては、バスでの島の見学会が行われた。
印象としては、非常にきれいな町だということであった。
但し道路が狭く、バスと乗用車がやっとすれ違いが可能だというようなところが非常に多い町であった。
4] この島の産業は、
1) 酪農、紅茶の生産
2) セラミック産業
3) 漁業
4) クラフト(手芸)
5) 観光
以上の五つが主たる産業だと伺った。
以上速報として、第30回AG会議の概要を報告しました。なお、詳細については、後日報告書を作成いたしますので、ご参照頂ければ幸甚です。