なお、各国の航海灯に関する規則の中で、本規格として取り上げたい項目については、どのように実施しているかを参考として提出することになり、これらも規格作成の際考慮する。
ポイントとしては、具体的な試験方法の統及び適用電圧を12ボルトとするか、それ以上とするか等である。この規格は、RCD適用事項でもある。
5.7.17 WG20:窓、ポートライト、ハッチ、デッドライト及びドアー強度と水密性の要求
WGコンべナーのMr.Doltoから、次のとおり報告があり了承した。
(1) ISO/DIS12216, Windows, portlights, hatches, deadlights and doors-Strength and tightness requirements
この国際規格案は、復原性規格(ISO12217シリーズ)との整合を図っており、TMB Resolutionにより、ISO作業項目から削除されたが、今回会議の席上において、本件のN.W.I.Pが了承され、次回審議は、2ndDIS或いはFDISとすることになった。(どちらになるかは、ISO中央事務局のMr. Abramに一任)
5.7.18 WG21:水密性コクピット及び急速排水コクピット
WGコンベナーのMr. Doltoから、次のとおり報告があり了承した。
(1) ISO/DIS11812, Wateght cockpits and quick draining cockpits
本件については、現在DIS投票中(期限:2000年7月)
5.7.19 WG22:復原性
WGコンベナーのMr. Blythから、次のとおり報告があり了承した。
(1) ISO/DIS12217-1、Non-sailing boats of hull length greater than or equal to 6mndDIS投票の結果、かなりのコメント提出があり、5/8開催のWGで審議した結果、技術的変更をしたため、投票では次回審議段階をFDISとすることが可能であったが、2ndDISとすることになった。10月に2ndDIS、12月末にFDISとする予定。
(2) ISO/DIS12217-2, Sailing boats of hull length greater than or equal to 6m
1stDIS投票の結果、かなりのコメント(STIX:Stability index。バラス卜付きのモノハル艇の復原性計算に付加する係数に対するコメントが主)、提出があり、5/9開催のWGで審議した結果、技術的変更をしたため、投票では次回審議段階をFDISとすることが可能であったが、2ndDISとすることになった。10月にndDIS、12月末にFDISとする予定。