(5) CD12215-5、設計圧力、許容応力、その他スカントリングの決定;
現在の審議段階はCD。本件のCD投票の際に提出のあった各国コメントを今回のアナポリス会議において審議を行った。前回審議時との変更点は、日本から提案の“drop test”を附属書(規定)として採用した点。
また、CD投票の結果、次回審議段階をDISとすることが可能だが、コメントがたくさんでると困るため、2ndCDとする。
(6) CD12215-6、設計及び建造の詳細;,
Part5からセパレートした規格であり、現在の審議段階はCD。CD投票の結果、次回審議段階をDISとすることが可能だが、コメントがたくさんでると困るため、2ndCDとする。
(8) CD15084、アンカーリング、ムアリング及びトーイングーストロングポイント;
RCDの必要条件と本規格の規定が一致していない部分があることが分かったため、書面審議により、修正を行った。現在CD投票を実施中。ただし、現在CD投票中のdraftはページが抜けているため、後日送付する。
5.7.16 WG19:航海灯
WGコンベナのMr. T.Haleがら、次のとおり報告があり了承した。
(1) AWI16180、Electric navigationについて
標記規格案は、国際条約であるCOLREG 1972(1972年の海上における衝突の予防のための国際条約(IMO);1977.7.15発効)に基づいて検討しているが、この過程において試験方法が詳細になり、また、製品規格試行的な内容になってきている。
問題は、国際条約であるCOLREG1972に基づき、その試験実施方法が航行区域や船のサイズ等、各国毎に異なる点をどのように規格として克服するかについて、審議の結果、規格の適用範囲に、この規格がCORLEG1972と同一の解釈ができることを規定し、COLREG1972の規定を盛り込んだガイドライン規格として作り直すことになった。
また、COLREG1972の要求事項を補足するため、ISO規格として次の試験方法、取り付け方法等を盛り込むことになった。
1] カラー
2] 光度
3] 角度
4] 電球と航海灯各々へのショック試験と振動試験
5] 水密等級lP56或いはlP57
6] レンズのUV抵抗試験海水試験
7] 海水試験