議長、幹事国、所掌、作業グループ(WG)(コンビーナの氏名付き)の一覧、実施済みと実施予定のSCとWGの会議一覧、各分科委員会の作業状況詳細プログラム、IMO要件との関連を示す相関関係、及び関連IMO決議の索引は、ISO/TC8N1000附属書2として添付してある。ISO/TC8N1000は、ISO/CSからの年報を含むいくつかの文書(内容が重複していたり、時宜を得ていなかったり、正確さを欠いたりしていた)を「よりよい現在の情報と良好な計画管理のための内容相互調整ずみの1つにまとめた文書」に代えるものとして作成された。有用な管理運営の道具を確保するため、少なくとも6箇月ごとに情報を更新する必要があるので、このISO/TC8N1000は、基本計画の一部というよりは附属書2としてまとめられている。
次表においては、所要担当時間は、TCとすべての分科委員会とにつき掲げてある。TC8規格は、AFNORとISO/CSとの間の現行協定により「英語のみ」で処理されるので、翻訳に割り当てる時間はとってない。
ISO/TC08(船舶及び海洋技術)
責任ISOメンバー:日本工業標準調査会(JISC/JMSA)
議長:Charles H. Piersall大佐(米国)
幹事:小郷一郎氏(日本船舶標準協会(JMSA-JAPAN))
議長の年間所要担当時間 219日/年(60%の時間)
幹事の年間所要担当時間 195日/年(53%の時間)
幹事補佐の年間所要担当時間 100日/年(27%の時間)
合計全年間所要担当時間 514日/年
所掌範囲:海洋航行船舶、内陸航行船舶、沖合構造物、船舶と陸上との取合い(インターフェース)、その他IMO要件に対応する海洋構造物より成る船舶の造船及び運行において用いられる設計、構造、構造部材、ぎ装品、装置、方法と技術、及び海洋環境関係事項の規格化
除外:
船舶及び海洋構造物の電気機器及び電子機器(IEC/TC18及びIEC/TC80)
内燃機関(ISO/TC70)
石油及び天然ガス産業に用いる沖合構造物(石油及び天然ガス産業のための移動式沖合掘削及び居住構造物(ユニット)の現場での指定利用法を評価する方法を含む)(ISO/TC67/SC7)
鋼及びアルミニウムの構造物(ISO/TC167)
全長24メートル未満のレクエーション艇その他小型艇(救命艇及び救命器具以外)の装置及び構造詳細(ISO/TC188)
海底探鉱
船舶及び海洋構造物で用いる特殊でない装置(例管、鋼製ワイヤロープ等)、及び正規の相互の連係が維持されなければならない特定のISO専門委員会の所掌範囲内の装置
ISO/TC8/SC1 (救命及び防火)
責任ISOメンバー:アメリカ規格協会(ANSI)
議長:Claudio Abbate (イタリー)
幹事:Kurt Heinz (米国)
議長及び幹事の年合計所要担当時間:50日/年
ISO/TC8/SC2 (海洋環境保護)
責任ISOメンバー:アメリカ規格協会(ANSI)
議長:Joseph Angelo氏(米国)
幹事:Scott Newsham中佐、米国沿岸警備隊(米国)
議長及び幹事の年合計所要担当時間:39日/年
ISO/TC8/SC3 (配管及び機械)
責任ISOメンバー:アメリカ規格協会(ANSI)
議長:Thomas Hopkins少将(米国)
幹事:Raymond Martin中佐、米国沿岸警備隊(米国)
議長及び幹事の年合計所要担当時間:150日/年
ISO/TC8/SC4 (ぎ装及び甲板機械)
責任ISOメンバー:中国国家品質技術監督局(CSBTS)
議長:Liu Huaming氏(中国)
幹事:Xie Wenlan氏(中国)
議長及び幹事の年合計所要担当時間:170日/年