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付記

ジョイスティックの各モードについて

各モードについては大きく分けて下記の2種類がある。

1. ターンモード

回頭専用のモードで下記3種類の使用法を選択できる。

(1) F:船主部固定して船尾を旋回させる。

(2) M:船体中央を中心にして船首、船尾スラスターを反対方向に作動させ回頭させる。(回頭角速度は最大となる)

(3) A:船尾を固定して船首を廻頭させる。

欠点:このモードでは、船体の前後方向への調整が出来ず又風潮流に対しても船体位置を保持できない。

 

2. トランスモード

(1) レバー方向への船体移動可能(前後進、斜航が可能)

(2) ヘッディングチャンジ機能を併用して、定針(オートパイロット機能)及び廻頭が可能。船首方位1度偏位に対してスラスターピッチ2度を取り定針させている。又、約7ktで舵も作動する。10度偏位ではスラスターはフルパワーとなる。従って前進又は後進側にレバーを倒し、ヘッディングチェンジ機能利用して廻頭したい方向に30〜40度ずつ偏位させればフルパワーで廻頭も前後奉公の調整も可能となる。

欠点:このモードでは、視線を確認の為前方及び手元に何回も移動させなければならない。

 

3. 接岸モデル

1] 4〜5L、5ktでJoy Stick切換。350°でヘッディングホールド

※甲板手、三航士、船尾に派遣。船橋は船長1人

2] 行脚を調整しつつ斜航

3] ラインボートでロープを送る。ヘッディングチェンジで355°

4] 位置を調整しつつ接岸

 

 

 

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