5-2 外航船(20,000DWT以上)の離着桟操船作業フロー(例)
1) 前提条件
対象;
20,000DWT以上の貨物船
船舶の機関、装置など;
ヂーゼル主機関、1軸プロペラ
バウ スラスター*1基、スターン スラスター*1基
(ただし、大型船の場合、スターン スラスターが装備されている船舶は極稀でありバウ スラスターさえ装備されていない船舶も多い。)
離着桟前の配置;
船橋:水先人(1-2名)、船長(1名)、三航士(1名)、操舵士(1名)
船首配置:一航士(1名)、甲板士(3-4名)
船尾配置:二航士(1名)、甲板士(3-4名)
2) 補足説明
(a) 操船は船舶の大きさ(喫水、乾舷高さを含む)、積載量、機関の種類、装備している機器(装置)などにより若干異なる。
(b) 外乱(風、波、潮流など)によって大きく影響を受ける。
(c) 添付は、極標準的な操船を示している。