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認定には以下の表が推奨されている。

 

ソフトウェア安全認定手法

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HR:強く推奨される R:推奨される ―:特になし

 

(3) ソフトウェアの設計・開発

E/E/PES安全要求仕様からソフトウェア安全要求仕様を決めるため次の手順でソフトウェアの設計・開発を行う。

ソフトウェアの構成、システム設計、モジュール設計、コード化の段階に分け、作業を行う。確認は、それぞれの作業段階に応じたテストをおこない、総合試験を行いソフトウェアを完成する。この作業流れはVモデルと呼ばれる。

(4) PEの結合

作成したソフトウェアをハードウエア上に実施し、PESを構成し、更にPES全体が要求される安全度を満たしているかを確認する。PEの試験には以下の手法が推奨される。

 

PE総合テスト手法

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HR:強く推奨される R:推奨される

 

(5) ソフトウェアの運用・修正

運用上の手順、修正の手順を作成するが、特に修正に関しては、性能を変えるということで、その必要性、影響を解析し、手順書の作成を行う。変更は手順書に従ったものだけに限ることが必要である。修正に当たっての手法・方法を下記の表に推奨される。

 

修正時に実施すべき項目

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HR:強く推奨される R:推奨される ―:特になし

 

 

 

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