日本財団 図書館


027-1.gif

第19図 船側縦通材

 

11. 梁柱および甲板下縦桁

本船の梁柱は、機関室内の機関室開口中央のウェブフレーム・ストロングフレーム・リングの支えとして2本あるのみである。形状は円筒形とし、外径寸法は(2-06)に規定される。式中の記号は第20図による。

本船の甲板下縦桁は、貨物倉部分では倉口縦縁材の下部およびその延長に片舷各1条、機関室部分では機関室開口縦縁材の下部およびその延長に片舷各1条設けられている。ここでは貨物倉部分の甲板下縦桁について計算例を示す。タンク外の甲板下縦桁については(2-25)、(2-26)に深さdo、厚さt、下縁に付ける形鋼(面材)の遊辺の断面積Aが与えられている。これらの数式中、lはウェブフレーム間(8fs)にとり、bは、船体中心線と、甲板下縦桁との梁肘板の内端との中央、との距離にとり、hは半梁に対する(604-2])にきめられる高さ、上部甲板間梁柱はないからk=Oとする。これらの関係は第21図に示す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION