3.2 建造仕様書
建造仕様書は契約及び建造の基本となる最も重要な図書であるので、誤解を避けるため、極力詳細に記述するが、表現はつとめて簡明・具体的なものとし、なるべく表(ひょう)又は箇条書きとする。
形式については、特に管轄官庁、船主等より指示ある場合を除き、一定の方式はないが、通常は船体部、機関部、電気部の三区分にする。
船体部 目次
1. 一般計画
1.1 就航予定航路
1.2 予定貨物
1.3 本船計画の基本方針
2. 主要々目等
2.1 船種船型
2.2 航行区域・船級・適用法規
2.3 主要寸法・容積等
2.4 主機関
2.5 速力及び航続距離
2.6 無線装置
2.7 乗組員数
2.8 一般事項
3. 各部の仕様
3.1 船体部一般
3.2 船殻一般
3.3 船殼鉄工工事
3.4 船殻木工工事
3.5 開口閉鎖装置
3.6 マスト等
3.7 揚錨・係船装置
3.8 操舵装置
3.9 荷役装置
3.10 船内居住設備等
3.11 船内通信装置
3.12 通風採光装置
3.13 冷暖房装置
3.14 冷蔵装置
3.15 諸管装置
3.16 消火装置
3.17 倉庫及び倉庫内設備
3.18 端艇及び揚艇装置
3.19 階段・スタンション・グレーチング・ストームレール等
3.20 塗装
3.21 セメント・タイル デッキコンポジション
3.22 覆布類
3.23 保護亜鉛
3.24 航海計器等
3.25 属具及び備品等
3.26 救命設備等
3.27 甲板長倉庫品
3.28 箱類
3.29 諸標示
3.30 図書目録
機関部 目次
1. 設計方針
2. 一般
3. 主機関
4. 軸系及びプロペラ
5. 発電機関
6. 空気圧縮機