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(6) 正面図で不都合な個所があれば修正し、これに伴うFAIRINGを半幅図と側面図についても行う。

 

3.1.10 線図及び船体寸法表の作図(過程III)

(1) 寸法線、寸法、LINESの名称・略号を記入する。

(2) BODY PLAN(正面図)からHALF BREADTH(半幅)とHEIGHT ABOVE

115-1.gif

OFF-SETSの読み取りは、読み手と書き手の2人1組で行い、CHECKの際は半幅図からHALF BREADTH, 側面図からHEIGHT ABOVE BASE LlNEを読み上げる。

(3) 主要項目と図面のタイトル

主要項目は3.1.1記載のとおり。

図面のタイトルには規格はないが一般には、

 

115-2.gif

第3-28図

 

(4) 第3-29図に図面のタイトルを記入すれば、教材として使われた小型貨物船の「線図及び船体寸法表」の仕上り図となる。

参考図:在来船型と比較すると第3-6表に示す通り、優れた推進性能をもつ代表的な3船型の499G/T型貨物船の線図を第3-30図〜第3-32図として掲載した。

 

第3-6表 推進性能比較

115-3.gif

注:上記プロペラ径は水槽試験に用いた模型プロペラに相似した形状を有するものと仮定して算定した値で、実船に装備される最適なCPPとは若干の相違がある。

 

 

 

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