注記:
本図では修正の手法を図解するため、特にCPの差を大きくしてあるが、実際には計画船に対しCPの差が最大限±0.02の範囲で類型船を選ぶべきである。
(b) 浮心前後位置(lcb)の修正
lcbの修正には二つの方法がある。
(i) 類型船のプリズマチック曲線を描き、曲線と横軸に囲まれた面積(CPの値に等しい)とその重心の前後位置(浮心と一致する)及び横軸上の高さを計算する。…第3-4表参照
(ii) (i)項にて算出した重心の位置を類型船のプリズマチック曲線に記入し、この時に計画船のlcbに対応する計画船の重心位置を記入する。この際、横軸上重心の高さは同一CPの場合は変らない。