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第3-9図 PRISMATIC CURVE

CP=0.70、lcb=1.6%L 船尾

 

例えば、CP=0.7、lcb=1.6%L船尾とすれば、第3-6図より CPF−CPA=-0.07

従って(1)式と(2)式より

CPF=0.7−0.035

=0.665

CPA=0.7+0.035

=0.735

第3-7図にはCPF=0.665、第3-8図にはCPA=0.735の位置に破線を引き、各ORDとの交点における横截面積/AMの値を読み、第3-9図に記入し、起点にプラニメータのトレース針を置き、プラニメータの読みをとる。次に矢印の方向にトレース針を動かし起点に戻った時のプラニメータの読みが最初の読みと一致すれば、このCP曲線は

CP=0.70、lcb=(+)1.6%Lであることを確かめられる。(プラニメータのトレース針は測針とも称する。)

(3) プリズマチック曲線の修正

(a) 柱形係数(CP)の修正…第3-10図参照

(i) 類型船のプリズマチック曲線を描き、曲線の上枠両端から計画船と類型船のCPの差をLPPを1.0とした比率(縦座標間隔=0.1)でとり、それそれ横軸上のF.P.、A.P.と直線で結び、F.P.、A.P. 座標の縦線との間に直角三角形を作る、この左右の三角形は各横截面積(横軸より縦線と曲線の交点までの距離)をその大きさに比例して所要の修正をするのに用いる。

 

 

 

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