L×d=62.0m×3.4m
=210.8m2
舵面積(Ar)
=2.2m×3.0m+1.8m×0.1m
=6.78m2
Af=0.75m×2.20m
=1.65m2
Aa=6.78m2−1.65m2
=5.13m2
Af/Aa=1.65m2/5.13m2
=0.3216
縦横比=0.753
舵面積(Ar)はL×dの約1/31
2軸船1枚舵の場合は、舵と船体との前後方向の間隙をできるだけ小さくすることによって舵が取られたときの圧力を船尾のかなりの範囲に広げて、間隙から圧力が逃げてしまうことを防ぎ、舵単独の場合よりも大きな旋回モーメントを与えることができる。従って、2軸船1枚舵の場合は、舵と船体との間隙は小さい方がよい。なお、本船のプロペラの直径は2.650m、プロペラ後端と舵前縁の間隙はプロペラ直径の28.3%とした。