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第2-10表

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備考:(1) f(θ)=0なるときは舵軸トルク(T)=0となる。

(2) バランス比は上記のとおり二つの定義の仕方があるが、本書では「中小型綱船設計法基準(基本計画)運輸省船舶局」記載の前者を採ることにした。

 

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通常1.4〜1.6、風洞実験の結果から、縦横比の大きい舵ほど舵角の増加に対する揚力増加の割合は大きく、一方縦横比の大きいものほど、小さい舵角で失速を起こすと云われているが、多くの実用舵は、推進器後流中で作動するため、35°〜45°におよぶ大舵角でも失速をおこすことはないと考えてよい。実際には大縦横比の舵が有利で、大きい舵圧の割に舵トルクが小さい。

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通常0.17〜0.20の範囲をとる。

風洞実験の結果、厚幅比の小さい舵は大舵角で抗力が増加、揚力は減少する。

 

 

 

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