(d) 各分長点における横断面において各々の部分横断面の面積を求め、それらを合算して型深さの上端までの横断面積を求める。
部分横断面の面積は、部分横断面の下方及び上方の分深点における幅に1を、分深点間の中央における幅に4をそれぞれ乗じて得た値を合算し、これに分深点間隔の1/6を乗じて算定する。
型深さの上端より上方の部分(部分横断面)の面積のみ求める。
型深さの上端の位置における幅を4等分し、中央の等分点における高さに2を、それ以外の等分点における高さに4を、両船側における高さに1をそれぞ乗じて得た値を合算し、これに等分点間隔の1/3を乗じて算定する。
(e) (d)により求めた横断面の面積に当該分長点の位置に係る表-1に定める係数をそれぞれ乗じて得た値を合算し、これに垂線間長の1/30を乗じて算定したのが船体主部の容積である。
(ii) 船体付加部の容積の算定
(a) 船体付加部の長さの区分に応じ表-3の等分数により等分して分長点を設ける。
Lppは垂線間長
(b) 各分長点の位置における分深点の位置、分深点の幅の計測方法及び横断面積の算定方法は船体主部のそれに同じである。
(c) 2]により求めた横断面積に、後端から数えて偶数番目に当たる分長点における横断面については4を前後両端を途き奇数番目に当たる分長点における横断面については2を、前後両端の分長点における横断面については1をそれぞれ乗じて得た値を合算し、これに分長点間隔の1/3を乗じて算定したのが船体付加部の容積である。
(iii) 付加物の容積の算定
(a) 付加物の長さの区分に応じ、表-3の等分数により等分して分長点を設ける。
(b) 付加物の分深点の深さの区分に応じて、表-4の等分数により等分した位置及び上下両端に設ける。