また、同じステージでも、電線を一カ所に搬入するとさらに現場において電線を仕分けすることになるので、場所的な要素を考慮し、最適場所に必要電線を搬入するように、事前に搭載区画別に仕分けて、搭載後電線の移動をできるだけ少なくし、現場作業の負担を軽減するよう計画する。それらの区画別の仕分け例を(図1.30)に示す。 これら区画別仕分け計画は、設計切断計画材料表作成時期に間に合うよう設計へ提出される。
また、同じステージでも、電線を一カ所に搬入するとさらに現場において電線を仕分けすることになるので、場所的な要素を考慮し、最適場所に必要電線を搬入するように、事前に搭載区画別に仕分けて、搭載後電線の移動をできるだけ少なくし、現場作業の負担を軽減するよう計画する。それらの区画別の仕分け例を(図1.30)に示す。
これら区画別仕分け計画は、設計切断計画材料表作成時期に間に合うよう設計へ提出される。
1] 船首楼甲板 2] フォアマスト 3] 前後部連絡線 4] デリックポスト 5] ポンプルーム 6] レーダマスト 7] 煙突 8] エンジンケーシング 9] 船尾暴露部 10] 機関室上段 11] 機関室中段 12] 機関室下段(床上) 13] 機関室下段(床下) 14] 舵取機室 15] 居住区(甲板単位)
図1.30 区画別の仕分け例
(5) 電線の船内搭載 電線を搭載する場合、搭載してから布設するまでの間、電線が置いてあっても他に支障を来たさない場所を選ぶこと。通常一度にたくさんの量を搭載することは、場所の確保がむずかしいため、適当な回数にわけて搭載されるのが普通である。 搭載方法としてはワッパ搭載(図1.31)及びドラム搭載(図1.32)吊下げ搭載(図1.33)がある。これらで暴露部に搭載される場合は、雨ざらしにならないようオーニングカバーをする。吊り下げ式は普通室内へ搭載する場合に採用される方式である。
(5) 電線の船内搭載
電線を搭載する場合、搭載してから布設するまでの間、電線が置いてあっても他に支障を来たさない場所を選ぶこと。通常一度にたくさんの量を搭載することは、場所の確保がむずかしいため、適当な回数にわけて搭載されるのが普通である。
搭載方法としてはワッパ搭載(図1.31)及びドラム搭載(図1.32)吊下げ搭載(図1.33)がある。これらで暴露部に搭載される場合は、雨ざらしにならないようオーニングカバーをする。吊り下げ式は普通室内へ搭載する場合に採用される方式である。
図1.31 ワッパ搭載
図1.32 ドラム搭載
(歯止め材不使用の場合はドラムは倒しておくこと)
図1.33 吊り下げ搭載
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