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図1.14 電線ハシゴ・単独ハンガーの取付例(巻バンド式)

 

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図1.15 電線ダクトの取付例

 

以上のような取付け例であるが、電線ハシゴについては、特別な理由のない限りは一段がよい。あとで電線にバンド掛けするのに容易である。2段とする場合は上段と下段は、電線にバンド掛けしやすいようにずらして取付けるとよい。電路取付金物(腕金)は電線の数が多く電線ハンガーにかなりの重量が加わるので、L形鋼(アングル材)を使用すること。また腕金を上甲板裏及びタンク壁に直接溶接する場合、腕金の先端に補強材(パッド)を取付ける。パッドは丸型及び角型とするが角型の場合は角に適当なRをつけること。

腕金等の取付けは、後の電路重量を考慮し、全周溶接とする。

 

 

 

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