2.2.10 電気艤装設計注意事項
(1) 電気機器の保護形式と装備場所(表2.14)
電気機械及び電気機器は、それぞれ装備場所の周囲条件に応じ、適した保護形式のものを選定し使用する。
(a) 居住区の非水密区画の場所には非防水形。
(b) 機関室、ボイラ室、甲板室、舵機室、倉庫等の水滴を受ける恐れのある場所には防滴形。
(c) 賄室、便所、洗濯室等飛沫を受ける恐れのある場所には防沫形。
(d) 暴露甲板等波に洗われる場所には、防水形。
(e) 電池室、ペイント室、油灯具庫、タンカーの危険場所などのように、引火性又は爆発性ガスの侵入もしくは集積する恐れがある場所には防爆形。