(1) 軸心仮見透し(船殻部)
上甲板搭載後、船尾構造に大きな変化の起こらなくなった時点で行い、
・スタンチューブの削正代
・主機台の取付け位置及び高さ
が、計画に合うかを確認する。また、中間軸受台の取付位置を決定する。
(2) 本見透し
アフターピークタンクの水圧検査後、船体構造にほとんど変化の起こらなくなった状態で行い、この間は、バラストの注排水や重量物の搭載等を行ってはならない。また、船体と大気の温度差が少なく、日照による船体歪の影響が少ない時間を選ぶべきである。
この作業により
・スタンチューブ内径及び端面の削正代
・主機、軸系の各主要寸法位置
を決定しマーキングする。