蒸気圧力が上限設定圧力になると燃焼を停止し、逆に蒸気圧力が低下して下限設定圧力になるとバーナは自動始動して正常運転となる。以後この状態を繰り返してON-OFF制御を行う場合と、常に蒸気圧力の変動を蒸気圧力調節器で検出して、負荷に応じて燃料油及び空気量を同時に調節して比例制御を行う場合とがある。いずれの場合も燃焼を停止したら送風機は一定時間ポストパージを行って、炉内のガスを追い出した後停止し、プログラムタイマは最初の始動位置に戻り次の始動命令を待つ。図2.5.2に作動シーケンスの例を示す。
図2.5.2 補助ボイラ作動シーケンスの例
(3) 不着火の場合 バーナが着火しなかった場合は、着火検出器の作動によりすべての燃焼動作を停止して警報を発し、送風機はポストパージ終了後停止する。復帰(リセット)は操作員の確認のために、手動にて押ボタンを押さないとできないようにしたものが多い。 (4) 運転中消炎の場合 着火リレーの作動により、一時燃焼動作を停止して送風機はポストパージを行った後、再び着火・燃焼動作を開始して、ここで不着火の時は前述の(3)と同じになることが多い。
(3) 不着火の場合
バーナが着火しなかった場合は、着火検出器の作動によりすべての燃焼動作を停止して警報を発し、送風機はポストパージ終了後停止する。復帰(リセット)は操作員の確認のために、手動にて押ボタンを押さないとできないようにしたものが多い。
(4) 運転中消炎の場合
着火リレーの作動により、一時燃焼動作を停止して送風機はポストパージを行った後、再び着火・燃焼動作を開始して、ここで不着火の時は前述の(3)と同じになることが多い。
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