(h) 内張りの最終工事である各面縁の取付けは化粧面となる場合があるので美観的な面を十分配慮する。
(i) 調理室や衛生室の内張りはアスベストフリー(けい酸カルシウム)板を多く使用するが割れやすいので注意して取付ける。
(2) 天井内張
一例を下図に示す。
(a) 広い室の天井は水平に板を張っても中心が下り気味に見えるので、中心付近を吊り上げ気味に根太取付ける。
(b) 側壁内張と同じであるが継目の密着に注意する。
(c) 天井灯その他金物の付く場合は増根太をし、座板を取付けておく。
(d) 板の継目の配置は室の中心から揃えるように張っていく。
(e) その他側壁内張の注意点
(a)、(d)、(h)、(i)も同じく注意する。
6.4.2 鋼製根太を使用した場合の内張
(1) 鋼壁内張要領例