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4.5.4 合わせ作業の手順

(1) 現図、一品図に対し、管の曲りが正確であることを確認する。

(2) 定盤上か又は水準器を用いて管を水平におき長さを確認する。

(3) エルボー、短管などを水準器、分度器などを使用して突合わせ取付けする。

その場合、開先角度を正しく合わせなければならない。

(4) 枝管のある場所は合わせて仮付けする。

(5) フランジを取付ける。その内容はフランジを重錘、水準器、フランジ取付けスコヤー(直角治具)等を用いて角度を合わせ、(フランジは直角に、ボルト孔割は正確に)管とフランジの差込み量を溶接要領に従い合わせて仮付けする。

 

178-1.gif

図4.3

 

4.6 溶接

4.6.1 隅肉溶接

管とフランジの溶接は殆んど隅肉溶接である。

一般に圧力10kg/cm2以下の低圧フランジで呼び径150〜200mmの管の場合は下図のように溶接される。

外面溶接脚長

l=1.4t(NK規則)

ただしtは管の厚さ

 

178-2.gif

図4.4

 

抜きしろ

a「穰

フランジ内面の溶接をしない方式もあるが内外面溶接が望ましい。

なお外面溶接の場合、フランジ面が反ってしまうことがあるので、内面溶接を先に行うと良い。圧力16kg/m2以上のフランジと管の溶接は一般に次図のようになる。

 

 

 

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